ニキビの洗顔方法

ニキビ肌に限らず、スキンケアの基本は「汚れを落とす」ことです。
メイクやホコリ、排気ガスなど、肌は思いのほか汚れています。
一日の汚れは、その日のうちに落としてしまいましょう。

 

ノーメイクの日は洗顔だけでよい

そう言われることもありますが、たとえファンデーションをつけていなくても
日焼け止めや皮脂汚れを落とすには、やはりクレンジングをした方がいいでしょう。
クレンジングは、マスカラやリップなどのポイントメイクを専用のリムーバーで落としてから行いましょう。
肌に負担をかけずにメイクを落とすには、このひと手間は大切です。

 

クレンジング剤には

オイルやミルク、クリームなどいろいろな種類があります。
ニキビ肌にはクリームやミルクがよいでしょう。

 

オイルは、汚れを落とす力は一番強いのですが、
その分、必要な油分まで取れてしまうことがあるので、ニキビケアには向いていません。

 

クレンジング剤をTゾーンからのせて指の腹で優しくなじませます。
この時力を入れてゴシゴシこする必要はありません。
クレンジングは、メイク汚れを肌から浮かせて、洗い流しやすくするためのものなのです。

 

洗顔の基本は

洗顔料をしっかり泡立てて優しく洗う」ことです。
手が汚れているとうまく泡立てられません。まずは手を石けんで洗いましょう。
それから、ぬるま湯で顔を下洗いします。
汚れ自体は、この段階で7割ほどは落ちます。
乾燥が気になる人は、朝はこれだけでも充分でしょう。

 

手の平に洗顔料を適量出し、泡立てネットを使って手の平いっぱいに泡立てます。
弾力のある泡を皮脂分泌の多い部位から、顔にのせて洗います。
この時、手の平が直接肌に触れないよう、泡で洗うことを意識してください。

 

クレンジング剤を洗い流すときも同様です。

熱い湯ではなく、ぬるま湯ですすぐようにしましょう。
泡がだいたい切れたら、冷水に切り替えます。

 

髪の生え際やフェイスラインなどは洗顔料やクレンジング剤が残りやすいところ。
注意が必要です。
水気は、清潔なタオルで押さえます。
洗顔後の肌は柔らかくなっているため、強い力で拭きとると角質層を傷つけてしまいます。
ニキビがある場合は、刺激を与えたり潰したりしないようにすべてを優しく行うようにしましょう。