あごニキビのケア
年齢を問わず、ニキビができてしまうと、憂鬱な気分になるものです。
しかし、あごにできるものだけは、「思われニキビ」と呼ばれ、むしろ歓迎されることがあります。
昔からある「ニキビ占い」ですが、根強い人気があるようですね。
その真偽はともかくとして、あごニキビは思春期よりも20代から30代にかけて多くできる
大人ニキビの代表格です。
一度できてしまうと、顔の他の部位よりも治りにくいと言われています。
男性の場合
あごニキビのできるのは、男性で言えばヒゲの生える部分です。
つまり、男性ホルモンの影響が出やすいということ。
このため、あごの皮脂分泌は、顔の他の部分に比べて皮脂分泌が活発です。
男性ホルモンは、皮脂分泌を促進することは、ご存知ですよね。
髭剃り
男性はヒゲを剃るため、ニキビを刺激しがちです。
角質を削りすぎてしまうこともあります。
洗顔のしすぎと同じで、角質が必要以上に取り除かれてしまうと、肌のバリア機能が低下
雑菌が入り込みやすくなるので、注意してください。
もちろん、ヒゲ剃り後の肌は敏感になっています。
アフターシェーブローションなどを使ったスキンケアは必須です。
女性の場合
生理前には、男性ホルモンに似た働きをする黄体ホルモンが分泌されるため、
ニキビができやすくなります。
男女とも、ストレスはホルモンバランスが崩れる、大きな原因です。
ストレスを感じると、それに対抗するために男性ホルモンが分泌されますからね。
また、あごは毛穴の数も多いため、詰まりやすい条件を備えています。
洗顔の際に、すすぎ残しがないよう気をつけましょう。
虫歯
意外かもしれませんが、虫歯があごニキビの原因になることもあります。
虫歯や歯周病が進行すると、膿によるガスが発生します。
口臭の基にもなるこのガスは、歯肉の中にたまって、行き場がなくなると
毛穴から出てきて、ニキビを作るのです。
この場合は、歯科で虫歯の治療をしないと改善しません。
あごニキビがなかなか治らないときは、このような可能性も考えてみてください。
