首ニキビのケア
本来首周りは、皮脂分泌があまり活発ではないので、比較的ニキビが出来にくいです。
そのかわり一度できてしまうと、治りにくいうえ、悪化しやすい特徴があります。
特に男性の場合、
一日着用したワイシャツなどを見るとわかりますが、首は意外に汚れています。
また、首の詰まった衣服は、擦れたり蒸れたりします。
こうした条件は、ニキビが出来ているときはもちろん、予防のために注意が必要でしょう。
女性も、ラメ入りやアクリルなど、着ていて刺激を感じるような素材は避けた方が無難です。
首ニキビの対策
やはり清潔第一です。
でも、ただただゴシゴシと力を入れて洗えばいい、というものではありません。
首の皮膚は、前述のように皮脂分泌がもともと少なめです。
そこをゴシゴシと洗い、熱いお湯で洗い流して終わりでは、皮膚が乾燥して荒れる原因になります。
ニキビができている時には逆効果。炎症や化膿を引き起こす可能性もあります。
首のケアをしている人は
意外に少ないようです。
「顔と同じように」とまでいかなくても、マッサージをしたり、
スキンケアの際、手に残った乳液やクリームを首まで伸ばしてあげるくらいで充分です。
ぜひ取り入れてみてください。
UVケアも必須
首の後ろの部分は、特に紫外線を浴びやすい部位です。
日焼け止めは必ずつけるようにしましょう。
紫外線は、日焼けによるシミやそばかすだけではありません。
肌の深部にダメージを与え、これから作られる皮膚に影響を及ぼすこともありますからね。
首にできてしまったニキビは
目立つので、つい潰したりと、いじってしまいがちです。
しかし、自分でニキビを潰してもなんとかなるのは、初期の白ニキビ・黒ニキビまで。
潰す場合でも、「コメドプッシャー」というニキビの芯を取るための器具が市販されています。
手で潰すのは、おすすめできません。そちらを検討して下さい。
器具で潰す場合でも、しっかりと消毒をして、雑菌が入るのをしっかり防ぎましょう。
赤ニキビ・黄ニキビになってしまった場合は、
自己処理は厳禁です。
二次感染の恐れだけでなく、跡が残る可能性が高くなります。
ニキビ跡はレーザーなどで治療することもできますが、費用や時間がかかります。
ニキビの予防・治療に努めた方が賢明です。